しま子の読書会ブログ

読書会をするブログです。たまに私が見た本や映画の紹介もしたいです。

2020-01-01から1年間の記事一覧

第三十一回「NHKこころの時代~宗教・人生~ それでも生きる 旧約聖書『コヘレトの言葉』」 小友 聡:著  (NHK出版)

日本では宗教と言えば、少し敬遠されるイメージ。 「それ宗教じゃん!」 って日常会話で、出てくるときにはやはり良いイメージの時ではありません。 でも世界に目を向けてみると宗教を信じている人が6~8割です。ほとんどの人が信じています。 私自身も無…

映画鑑賞③「ソラリスの著者」

100分で名著の「ソラリス」で興味を持ったスタニスワフ・レム。まだしっかりと作品を読んでいなかったのですが、東京都写真美術館で行われているポーランド映画祭 のアンコール作品で「ソラリスの著者」という映画がやっているというので、見に行くことにし…

第三十回「プルーストとイカ 読書は脳をどのように変えるのか」 メアリアン・ウルフ:著 小松 淳子:訳(インターシフト)

今回の参加者;私、姉、シュガさん いつも小説ばかりにお世話になっている私にとって文字を読むことは当たり前の行為です。そしてここで文字を書くことで、読んでもらえる(少なくとも姉とシュガさんには!)ことも当たり前のように感じています。 でも、書…

第二十九回「声」 アーナルデュル・インドリダソン:著 柳沢由美子:訳(創元推理文庫)

姉「次の課題図書さ、アーナルデュル・インドリダソンの『声』にしようかなぁって思ってるんだけど」 と、あまり乗り気ではない様子で課題図書をいう姉。それもそのはず実はこの作品、エーレンデュル刑事シリーズの三作目なのです。 姉「一作目と二作目を私…

第二十八回「闇の左手」 アーシュラ・K・ル・グィン:著 小尾芙佐:訳(ハヤカワ文庫)

くっ!まったく読み進められない! SFでは珍しく大苦戦しました。 原因としては世界観が確立され過ぎていることです。 惑星ゲセンを舞台とした物語なのですが、そのゲセンの街の名前も多彩です。 (ル・グィンのサイトを見ながら懸命に主人公たちの足取りを…

第二十七回「秘密の花園」 バーネット:著 土屋京子:訳 (光文社古典新訳文庫)

今回の参加者:私、姉、シュガさん 植物を育てることって大変です。 小さい頃、おばあちゃんに買ってもらったトマトの鉢植えをベランダで一生懸命育てていました。 ある日その鉢植えの草がたくさんの芋虫に食べつくされ、ダメになりました。 おばあちゃんと…

第二十六回 「火星年代記〔新版〕」 レイ・ブラッドベリ:著 小笠原 豊樹:訳 (ハヤカワ文庫)

今回の参加者:私、姉、シュガさん SFは読書会を平和にします。 シュガさん「全体的にすごい面白かった!」 姉「とても面白かった!」 私「楽しかった!」 いつも殺伐としたスタートを迎える読書会があら不思議、SFになるとたちまちみんなの意見が一致し…

読書記録③:「進化の法則は北極のサメが知っていた」 渡辺祐基 著

学校で習った理科の授業は点数を取るためだけに覚えてました。 とにかく暗記、暗記、暗記! ああ、なんてもったいないことをしていたんでしょう! こんなに私たちの身体に関わっていて、面白いことばかりだなんて! 「進化の法則は北極のサメが知っていた」…

映画鑑賞② 「ジョジョ・ラビット」

あまりにも余韻が素晴らしい映画だったので、ぜひ色んな人に見て欲しい! そんな気持ちを込めて感想を書いていきたいと思います。

第二十五回 「ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと」 奥野 克巳:著 (亜紀書房)

今回の参加者:私、姉、シュガさん あけましておめでとうございます! 昨年度はなかなか忙しくて更新できなかったのですが! 今年は頑張りたいです!(毎年同じことを言ってるようなきがします) ありがとうとごめんなさい。 道徳の授業で一番最初に教えられ…