しま子の読書会ブログ

読書会をするブログです。たまに私が見た本や映画の紹介もしたいです。

2018-01-01から1年間の記事一覧

第二十回 「IQ」 ジョー・イデ 著 熊谷千寿 訳 (ハヤカワ文庫)

今回の参加者:私、姉、シュガさん シュガさん「なんかこう、何も考えず楽しいの読みたいよね。読書会も『楽しかったー』で終わるような」 今回の課題図書を選んでいる私にシュガさんはそう言いました。 私「じゃあ最近話題のミステリー小説にします? こな…

第十九回 「罪と罰」 ドストエフスキー 著 工藤精一郎 訳 (新潮文庫)

今回の参加者:私・お姉ちゃん・シュガさん これは私の何の罪への何の罰なのでしょうか・・・ いままでこの読書会でも年末年始には「細雪」や「白鯨」など、本として重い題材を扱うことが多かったです。重い題材を扱うときは全員でその本を決め覚悟を持って…

第十八回 「ケン・リュウ短篇傑作集② もののあはれ」 ケン・リュウ著 古沢嘉通 編・訳 (ハヤカワ文庫SF)

シュガさん「この短篇のこの一文がとても良かった!」 この一言でこの日の読書会の運命は決まってしまうのでした。

第十七回 「水滸伝」 施耐庵 作 松枝茂夫 編訳(岩波少年文庫)

シュガさん「いやーいま幻想水滸伝ってゲームにはまってるんだよねー」 この発言を聞いたときから嫌な予感がしていました。 幻想水滸伝。 確かに面白いです。色々な事情を抱えた個性的な仲間に出合い、集めた108人の仲間の中から6人のパーティを決めて敵…

第十六回 「増補新訂版 アンネの日記」 A・フランク 著 深町 眞理子 訳(文春文庫)

年末に毎回行われるのが「読まなきゃいけない気がするけど読む気力が起こらない本選手権」です。 三人が三つの紙に選手権の代表にふさわしい本を書きます。 それをビニール袋にいれて取り出し、その本を読むわけです。 過去には「細雪」や「白鯨」といった本…