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しま子の読書会ブログ

読書会をするブログです。たまに私が見た本や映画の紹介もしたいです。

第十回 「ラピスラズリ」 山尾悠子 著 (ちくま文庫)

今回の参加者:私、お姉ちゃん、シュガさん

 

世の中には分からないものがあります。

 

数年前、数少ない友人から薦められた山尾悠子さんの「ラピスラズリ」。

 

難しくて、小説の世界にまったく入れずわけが分からない、と友人に言った時の苦笑いが今でも忘れられません。

 

しかし私の人生体験や読書会の日々。それらが糧になって今なら読める気がするのです!

そしてその友人と今なら笑いあえると思う!

 

時は来た!それだけです!

 

・・・

 

うおおお。やっぱ全然分からない!

 

満身創痍で読書会に向かった私を待っていたのは楽しそうな二人でした。

 

姉「ラピスラズリ面白かったね。課題図書にしてくれてありがとう」

 

シュガさん「いやー面白かったね。よかったよかった」

 

この人たちと分かりあえる日がくるのでしょうか。

 

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第九回 「自負と偏見」 ジェイン・オースティン著 小山太一 訳(新潮文庫)

ぎりぎり四月、間に合いました!!!

 

深夜番組表だったらまだ四月です!なのでぎりぎり月一本ペースのはずなんです!

 

今回の参加者 私、お姉ちゃん、シュガさん

 

ああ! 面白かった!

 

600ページほどの「自負と偏見」を読み終わり、満足感でいっぱいになりました。

その足で本屋に行き「高慢と偏見とゾンビ」や「ジェイン・オースティンの読書会」を買ってしまうほど、この小説の虜になってしまっていました。(何か方向性が違うとお姉ちゃんに言われましたが)

 

ここまで私を惹きつけた理由はなんでしょうか。文庫本の解説で桐野夏生さんはこう書いています。

 

自負と偏見』は、身分違いの恋の成就に加え、最後まで相手の心が読めないミステリアスな展開と、相手の心の謎解き、など後のロマンス小説のパターンを作った作品である。

 

まさにそうなのです。

初対面は最悪、だけどお互いの心の内をしっていき、恋が成就し大円団!

どストレート、と言われるかもしれないけど面白いのです!

私の大好きな漫画「彼氏彼女の事情」もそういう感じで、単純にそういうのに弱いだけかもしれないですが、逆を言えば身分差の恋愛漫画が好きな人には!

絶対おすすめしたいのです!

 

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第八回 「コンピュータが小説を書く日~AI作家は『賞』を取れるか~」  佐藤 理史 著 (日本経済新聞出版社) 

参加者:私、お姉ちゃん、シュガさん

 

 わたしはAIや人工知能と聞くとドラえもん鉄腕アトムが頭に浮かんできます。まるで人間のように会話し、喜びや悲しみの感情を持ち、自分でものを考えるロボットたち。

 そして人間の仕事がロボットに奪われるのではないかと叫ばれる昨今。ペッパー君や将棋ロボ「ポナンザ」の登場。そして私が読んでいた新聞の一面のはじっこに書いてあった、「AI小説が星新一賞の一次選考突破」の記事。

漫画やアニメのような時代がもうすぐ来るような気がしてワクワクもあり少しの怖さもあり……。そんなふうにAIの未来を考えていました。

 

 そんな私の頭のファンタジーを右ストレートで粉砕したのが今回の「コンピュータが小説を書く日」でした。

 

 本書はAIの書いた小説が星新一賞の一次選考を突破した過程が書かれた作品です。

 

 ちなみに今回の本はシュガさんが決めました。新聞の記事を読んだのかな、と思って聞くと一言

 

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第七回 「バナールな現象」 奥泉 光 著 (集英社文庫)

 二月滑り込み!!!

 ズサ━━━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━━━!!

 

 ふぅ・・・

 

今回の参加者:私、お姉ちゃん、シュガさん

 

 最近、外国文学の読書会になりつつありました。

 

 なので今回は日本の作者でやりたい!

 

 というわけで、その時に読んでた「小説の聖典(バイブル)」という対談集でいとうせいこうさんと話していた奥泉光さんに興味を持ちました。いつもの対談は読んで本人の著作を読んでいないパターンです。

 

 その作品の中でも面白そうだった「バナールな現象」にしました。(理由は主人公が哲学者だというとこです!)

 

 ただこれが全ての間違いでした・・・。

 

姉「ブック・〇フにもジュン〇堂にも三〇堂にもないんですけど・・・」

 

私「え・・・」

 

シュガさん「全然手に入んないんですけど・・・」

 

私「あ、Amaz〇nにあります!」

 

姉・シュガさん「めんどい・・・」

 

私「(´・ω・`)」

 

 ネットのほうがめんどいという発想が前時代的だとおもいます

 結局みんなでAmaz〇nで頼みました。(買った時は436円だったのに今746円まであがってます・・・。私たちのせいです・・・。)

 

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第六回 「ユービック」 フィリップ・K・ディック 著 朝倉久志 訳 (ハヤカワ文庫)

 今回の参加者:私、お姉ちゃん、シュガさん

 

 大変遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!

 今年もかなりのスローペースですが、書いていければと思います。

 今年の目標:月1回更新!(すでに一月すべりこみですが・・・)

 

 

 今回はお姉ちゃんが課題図書の担当でフィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を読みたいと言っていました。

 早速二人で書店に行くと「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の本の帯が目を惹くものでした。

 

『PKD(フィリップ・K・ディック)総選挙 第2位』

 

私「第2位だって」

 

お姉ちゃん「うん」

 

私「第1位読もうよ」

 

お姉ちゃん「は? 私これ読みたいんだけど」

 

私「それは違うよ! AKBでも前田敦子押さえないで大島優子から入っていくのはおかしいでしょ!」

 

お姉ちゃん「あなたは何を言ってるんだ」

 

私「1位が読みたい! 1位が読みたい! 読者が選んだ推しメン(作品)栄光のセンター堂々第1位が読みたい!」

 

お姉ちゃん「(;゚Д゚)」

 

 というわけで私の激しいゴネによりフィリップ・K・ディックの「ユービック」に決まりました。(なんか読者が選んだ1位ってだけで読みたくなりますよね!)

 

 私は早速ページを開いて読むと、もう捲る手が止まらない! さすが1位! 面白くて面白くてたまりませんでした! 二日ほどで読み終わり、十二月の末にはもう読書会をしたくてしたくてたまりませんでした。

 

私「次の読書会は!?」

 

お姉ちゃん・シュガさん「社会人は年末年始は死ぬほど忙しいのよ(白目)」

 

私「(´・ω・`)」

 

 そしてきたる1月28日読書会の当日。

 

私「すっかりユービックの内容を忘れてしまいました」

 

お姉ちゃん・シュガさん「(´・ω・`)」

 

 

注意:物語の要素で重要なネタバレも議論に入ってくるので、読もうと思っている人は注意してください。

 

 

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第五回 「城」 フランツ・カフカ 著 前田敬作 訳(新潮文庫)

今回の参加者:私、お姉ちゃん、シュガさん

 

 

 長編小説は時にして苦行に変わります。

 今回はまさに苦行でした。

 カフカのファンには申し訳ないのですが「カフカが遺言で作品を燃やしてって言ったんだからちゃんと燃やしといてよぉ」と何十回も思いました。

 読み終わるまでに疲労困憊です。二回目の読書になるお姉ちゃんはため息が堪えませんでした。我が家はため息の城です。

 それもこれもこんな小説を読ませたシュガさんが悪い!そんな怒りを携えて読書会に向かいました。

 シュガさんは来るなり開口一番。

 

「て、徹夜で呼んだから疲れた・・・」

 

 余裕を持って読みなさい!(# ゚Д゚)

 

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第四回「フォークナー短編集」 フォークナー 著 龍口直太朗 訳 (新潮文庫)

今回の参加者:私、お姉ちゃん、シュガさん

 

 

スタインベックとても面白かったので、続けてアメリカ文学やりましょう! 今度はフォークナーで!」

 

 

 

 そう意気揚々と言っていた一か月前の私をはったおしたい・・・。

 

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